小説【アクセサリー屋カーメロの憂鬱】

【アクセサリー屋カーメロの憂鬱】

 アクセサリー屋カーメロの朝は早い。
 彼はアストルティア唯一のアクセサリー屋であり
 ヴェリナード城下に店を構えている

リーネ 「カーメロ店長 おっはよー♪」
ミーネ 「ふぁあぁ。店長、おはようございますー」
 彼の店にはふたりの女の子が働いている
 リーネとミーネ。ふたりはともに可愛いウェディの姉妹だ
カーメロ「おはよう。リーネ、ミーネ 今日も一日がんばろう」
リーネ 「もちろん!」
ミーネ 「はーい。」
カーメロ「ところで、昨日のDQXTVで見たんだけど、なにやらリーネ、クイーンコンテストいいところまでいっているみたいじゃない」
リーネ 「ふふ。そうなのよ! リッキーはこのままいけば私がアストルティアクイーンになれるかもって、そんなことを言っていたわ!」
ミーネ 「はわわ。お姉さま、すごいわ! アクセサリー合成のお仕事だけじゃなくて、その美貌までティアで一番なんて!」
カーメロ「『一日に十億稼ぐ女』、に加えて『アストルティアクイーン』の称号まで手に入れるのか……リーネは本当に恐ろしいなぁ」
リーネ 「まぁ時には、『天下無双で三枚に卸してやるー!』だとか『メラゾーマで丸焼きにしてやるー!』とかも言われちゃったりするけどねw」
ミーネ 「でもオシャレ1億と証ゴールドシャワーを使いこなす お姉さまなら、そんな冒険者の二人や三人、楽勝にしばけちゃうよねっ。」
リーネ 「ふふ。ミーネはおだてるのがうまいんだから。でもミーネだって人気では負けてはいないと思うわよ」
カーメロ「ミーネは本当に隠れファンが多いね。僕の部屋にミーネの住所を聞きにくる冒険者が多くて困りものだよ」
リーネ 「ミーネは天使のように可愛い娘だもの。私とちがって、失敗しないし。ほんと、優秀ね」
ミーネ 「へへ、てれるなぁ。」
カーメロ「おや、お客さんだぞ」

   チリンチリーン

エル男 「苦難の金策と激戦のバトルの末に貯めたアクセルギアの破片20個……いざ尋常に、勝負っ。復元おねがいしますっ」
ミーネ 「わかりました。……これを、こうして……こうやって。はい、きれいに復元できましたよ

!」
エル男 「おお、これが、アクセルギア……ミーネさん、ありがとう。……だけどまだ終わりじゃない。……真の、ラスボスに、挑んでくるよ」
ミーネ 「がんばって。 応援してるよ」
エル男 「さぁ、リーネ! 合成してくれ! 頼むっ!」
リーネ 「まっかせなさーい。これを、こうやって……できたっ!『すばやさ+3』の合成効果がついたよ! 気に入ってくれるといいな☆」
エル男 「僕の、、三時間が、、エクセルを駆使してライン工をやった、三時間が、、うぁああぁん><! リーネえぇええ!」
ミーネ 「はわわ、エル男さん、大丈夫ですかっ。気を落とさないで、また次がありますよ、次。あきらめずに、合成し続ければ、いつかはきっと理論値ができあがるはずです!」
エル男 「うぅっ、ミーネちゃんは……やさしぃなぁ。……ありがとう。……リーネ、僕は必ず戻っ

てくる。その時まで待っていろ!」
リーネ 「はーい☆ まったね~♪」

   チリンチリーン
カーメロ「さぁ、そろそろ会社帰りのサラリーマンが帰ってくる時間だ。これから忙しくなるぞ。覚悟しておけ!」
リーネ&ミーネ「はーい! わかりました、店長!」


 ―― 一時間後 ――

ミーネ 「押さないで、押さないで! じゅんばんに、みんな、復元していきますから! ね!」
リーネ 「次の犠牲者はだれかな~♪ ……気に入ってくれるといいな☆」
冒険者A「リーネ殺す! ゆるさない!」
冒険者B「はぁはぁ。ミーネちゃん、マイエンジェル!」

カーメロ(ふたりとも繁盛してるなぁ……人が山のように群がっている。それに引き換え僕の周りには、誰一人お客さんがいない。……新聞でも読むか)
カーメロ(リリーナさんの記事はいつも面白いなぁ……なになに、ミーネがアクセサリーの破片を神
秘のカードに復元する技法を編み出した、、だって?)
カーメロ(あいつ、ここのところ毎日夜遅くまで一人でなにか練習してたもんな……そうか、あれは
神秘のカードを復元する技術だったんだな。)
カーメロ(……それにしても、あるアクセの破片を別のアクセに変化させるなんて……物の組成を
編するべき所業……ミーネも、いつの間にか、遠くに行ってしまったのだなぁ)
カーメロ(アストルティア唯一のアクセサリー屋。僕が生み出した、僕の城というべき場所。そのア
クセサリー屋は、世界のどのショップよりも繁盛し、輝いているというのに……僕は、なんでこんな
にも……)

オガ男 「あのー、カーメロ店長、今よろしいでしょうか?」
カーメロ「はい、いらっしゃいませ」
オガ男 「この、ウルベア金貨を引き取ってもらいたいのです」
カーメロ「はい。わかりました。2000Gでお引き取りします」
オガ男 「ありがとう! これで、アクセサリーを合成できます! ……まってろよ~~リーネ!」
カーメロ(ありがとう……か。いい言葉だな。こんな僕にも、ありがとうって言ってくれるなんてな。アイテムを引き取るという、ただそれだけの仕事だけど、それでも僕を必要としてくれる人が居る
なら……嬉しいな)

リーネ 「最大HP5!! ……気に入ってくれるといいな☆」
冒険者C「ありがとう! ありがとう! ありがとう! リーネ大明神!」
ミーネ 「おめでとう! ミーネも嬉しいよ!」

カーメロ(リーネ達があんなにも輝いているのは、彼女達が必要とされているからなんだろうなぁ。……さて、一仕事終えたし、新聞の続きでも読むか)
カーメロ(なになに、まだ僕のアクセサリーショップに変化があるみたいだぞ。……ふむふむ、『さらに、同じく「アクセサリー屋」の中に預かり所が新規オープン!』……だって。。)
カーメロ(預かり所、預かり所、……預かり所ねぇ……)
カーメロ「「なんだってーーーーー!!!」」


アストルティア唯一のアクセサリー屋、カーメロ君の明日はどっち!
       続く!!(嘘)

ーー
今後の「カーメロの憂鬱」予定
第二話 カーメロ アクセ粉砕屋に転職する
第三話 カーメロ アストルティアナイト選手権に出場する
第四話 カーメロ 伝説のパラディンとの出会い
最終話 カーメロ レンドア北で涙の挙式!
以上のようになっています(大嘘)



[PR]
by yuki-dqxonly | 2015-02-11 21:47 | Comments(0)

ドラクエ10を検証や考察を基に攻略してゆくぶろぐ。


by yuki-dqxonly